MR-HM 150.09A タンクからの水平流 流体工学実習機器 教育機器
1. 機器の概要
流体力学は、タンク内の流れにおける軌跡、出口形状、および出口速度の関係を考慮します。これらの考察は、水理工学やダムの基底部の放水口の設計において実用的に応用されます。
MR-HM 150.09Aを使用すると、水噴流の形状を研究し、可視化することができます。さらに、収縮係数を様々な形状の特性として測定することもできます。
実験装置は、透明な水槽、ポイントゲージ、およびジェット経路を可視化するためのパネルで構成されています。水槽の水出口には、個々の開口部の検査を容易にするために、交換可能なインサートが取り付けられています。装置には、直径と形状の異なる4枚のブレードが付属しています。
軌跡を可視化するために、放出された水噴流は、可動ロッドで構成されるポイントゲージによって測定されます。測定ロッドの位置は、水噴流の形状に依存します。これにより、パネルに転写されるトレースが生成されます。
タンクには調整可能なオーバーフローと目盛りが付いています。これにより、液面を正確に調整し、正確に読み取ることができます。実験装置は、MR-HM 150基本モジュールの作業台に簡単かつ安全に設置できます。MR-HM 150Aは水を供給し、流量を測定します。また、実験装置は実験室の給水装置から操作することもできます。
2. 技術データ
装置全体のパラメータ:
寸法:長さ865mm×幅640mm×高さ590mm
重量:約27kg
実験水槽のパラメータ:
水槽の高さ:510mm
水槽の直径:190mm
貯水量:約13.5L
出口ノズル付属品のパラメータ:
プロファイル円直径:4mm
プロファイル角直径:4mm
プロファイル円直径:8mm
プロファイル角直径:8mm
点測定棒の長さ:350mm

3. 装置構成
番号 名称
1 調節式水位オーバーフロー管
2 最大水位オーバーフロー管
3 実験水槽
4 実験用出口
5 実験用水入口
6 軌跡記録パネル
7 点測定プローブ
8 点測定プローブ固定ノブ
4. 実験リスト
実験1では、異なる出口速度における水ジェットの軌跡を記録します。
実験2:タンク内の液面が出口速度に及ぼす影響を調べる
実験3:異なる形状と直径における収縮係数の決定
実験4:実際の出口速度と理論上の出口速度の比較
